2009年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.30 (Sun)

課題曲レポート ”吹奏楽の為の序曲”

今回は、マーチではありません。
坂田雅弘氏による、2000年の課題曲IV


吹奏楽の為の序曲


です。



変ロ長調,Bmaj (B dur) ですね。

「これぞ吹奏楽!」というような、非常に吹奏楽らしい曲です。


オーソドックスな「急―緩―急」という構成で、中間部のメロディは、聴く人誰しもの心を動かすような、抒情的なメロディ。


大阪市音楽団の「ニュー・ウインド・レパートリー」にも入っていそうな、そんな曲です。

一度やってみたい、という人も多いのではないでしょうか?


最初の、金管のファンファーレは、これまたカッコいいですよね。後ろで支えてくれている木管楽器は、とても大変そうですが。木管楽器は、中間部ですね。


とはいえ、ファンファーレも、そんなに単純なものではないので、課題曲として選ぶと、息を合わせるのに大変な苦労を強いられたに違いありません。細かいですからね。


今日はこのくらいで。それでは。
スポンサーサイト
23:26  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.29 (Sat)

復帰!

あああ・・・俗世から離れた生活をすると、帰って来た時が大変なんです。

いろいろとたまるので。メールだとか、RSSリーダーだとか。



ま、今日からまた頑張ります。



皆さん、コメントありがとうございます。
無視してしていたわけではありません。
見るのが不可能だったわけです。

これからも、どんどんコメントくださいね。



今日から・・・とか言いながらも、明日から、また曲について語っていきたいと思います。


それでは。
16:48  |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.21 (Fri)

課題曲レポート ”ウィナーズ―吹奏楽のための行進曲”

この頃マーチばかりが続いてしまっていますが、お許しください。
おそらく次回は「吹奏楽の為の序曲」をやりますから。


まずは、コメントに返信をしておきましょう。


>>ねこさん
なぜこれほど課題曲に詳しいか・・・
全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.2全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.2
(2009/03/28)
吹奏楽

商品詳細を見る
これですね。 これを買って、今聴いているのです。Vol.1 が早く欲しいのですが、今は Vol.2 だけで我慢です。

こんな話をすると、すぐさま「貸してほしい」って言ってくる人がいるんです。(現に言ってきました)

悠。。 さんです。

ま、結構最近の課題曲ですが、それでもサンバがあったりもするので、内容は結構楽しめます。


>>短調は美しい。。

ごもっともです。短調は、長調とは違った魅力で溢れています。
短調のスケールの大きさ、美しさ、内に秘めるものは、それぞれに味を持っている。
短調は、「オトナ」な感じもしますね。
ただ、「老熟」した感じ、というものは長調が秘めているのかも。大河ドラマの「武蔵 ―MUSASHI―」のメイン・テーマのように。

ま、短調は調性音楽のいいところで溢れています。



さて、本題に移りましょう。

今回は、諏訪雅彦氏による、2003年の課題曲I


ウィナーズ―吹奏楽のための行進曲


です。今回は長調ですね。

「自由な形式のコンサートマーチ」ということです。


・・・この曲を聴いたとき、僕は鳥肌が立ちました。


この一言です。

壮大で、かつ格調高く、そして、美しい。力強さの中にも繊細さがある、そんなイメージです。


これほどオーボエが美しすぎるマーチも珍しい。


こんなにオーボエを美しく使うとは。


オーボエに惚れ直しちゃいます。

諏訪雅彦氏といえば、今年2009年の課題曲I


16世紀のシャンソンによる変奏曲


もそうですが、楽譜上でのとても細かい指示があるようです。
そして、ウィナーズは対位法も駆使されています。(16世紀の・・・の Var.I は対位法)


諏訪さんの用いる「楽語」、それぞれにものすごく深みを感じます。

scorrendo

という言葉が好きになりました。

accelerando

とはもう全然違いますね。

諏訪さんのホームページをご参照ください(検索したらすぐに見つかるはずです。そこの「〝楽語〟について...」を参照ください)。



とにかく、ウィナーズを一度お聞きください。


もう・・・・・・・・・・


それでは。
21:18  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.20 (Thu)

課題曲レポート ”行進曲「ラメセスII世」”

今回は、阿部勇一氏による、1995年の課題曲I


行進曲「ラメセスII世」



です。


難易度は高めだとは思いますが、とてもカッコいい曲です。

この頃、吹奏楽コンクールの課題曲は、目立った短調マーチがないので・・・(最近だと「ナジム・アラビー」)

近頃の課題曲しか聴いたことのないような人たちだったら、この曲を聴いただけでも、マーチへの印象は大きく変わることだと思います。



マーチとしては異例とも言えるホルンの旋律は、もう素晴らしいほどです。
ホルンに惚れちゃいます。
木管も、結構激しいとは思いますが。



前回、言っていませんでしたが、マーチ「潮煙」ってトリオで平行調に移調しているんですね・・・


このマーチは、オーソドックスに下属調に転調しています。

そして、そのトリオからは、エジプト音階を表に出したメロディ。
何か魅惑を感じます。


魅惑・・・
僕は、

吹奏楽のための「クロス・バイ・マーチ」

という恐ろしいマーチが頭に浮かびます。

何か、惹かれる・・・


そして、「ラメセスII世」も、凄すぎる!!
21:33  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.16 (Sun)

課題曲レポート ”マーチ「潮煙」”

上岡洋一氏の、「朝日作曲賞入賞」作品です。(委嘱ではありません!)
1993年の課題曲III


マーチ「潮煙」


昭和の匂いがプンプンしますね~

前半部分は、まさかのリズムです。
裏打ちが登場するのはトリオから。
1,2,3,4という4拍子に合わせて、
「ズンチャッ、ズンチャッ」
っていうリズム(伝わりますかね?)

そして、ソロトランペットのかっこいい旋律。

昭和の歌謡ショーを聴いている(というよりテレビで見ている)気分になります。


「この曲を聴いて、これに合う脚本を書け」なんてコンテストを開催したら、面白い作品がどんどん登場しそうです。


この年(1993年)のマーチはなかなかユニークですね。

I.ターンブル・マーチ (川辺 真)
II.スター・パズル・マーチ (小長谷宗一)
III.マーチ「潮煙」 (上岡洋一)
IV.マーチ・エイプリル・メイ (矢部政男)

「IV.マーチ・エイプリル・メイ」という題名(3月・4月・5月)もなかなかユニークですが、しっかりした意図があるようです。「確かに・・・」と誰でも納得するような説明です。(1月・2月・3月はどうなのか・・・勿論、そのようなマーチも存在します!!)


そういえば、スター・パズル・マーチについては、まだ話していませんね。これは、断片探しが楽しい曲ですが、それはまた別の機会に話すことにしましょう。



「ラメセスII世」の年のマーチもなかなかの面白さです。こちらは、聴くからに難しそう。

ま、ここらへんについてもまた話すことにしましょう。

それでは。

20:40  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.15 (Sat)

課題曲レポート ”饗応夫人 太宰治作『饗応夫人』のための音楽”

田村文生氏による、1994年の課題曲III

饗応夫人 太宰治作『饗応夫人』のための音楽

という曲ですが・・・

これを超える難度を誇る課題曲は、これから先、現れるのでしょうか?
(「交響的譚詩~吹奏楽のための」だってなかなかですよ!)

まずは、「全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」に期待です。(ただ、曲の長さはあまり期待できませんが。)


まあ、凄いですね。太宰治の作品に描かれる人間のイメージは、このようなものかもしれない、と思わせるほどの迫力です。


ただ、支離滅裂、だとは感じませんでした。ところどころでは、きっちり対話が成り立っているような感じです。一つの一貫したイメージの上に、さまざまな「矛盾した」ものが表現されているようなイメージです。


『饗応夫人』を読みたい、という気持ちにさせますね、この曲は。


メジャーコードのファンファーレも、人間性が崩壊していくばかりです。
何の救いにもなっていません。すごいですね。



拍子ももう・・・
5/16,5/8,3/8,7/16
とか、凄まじい変拍子です。



曲全体として、これを聴くと、今年の『躍動する魂 ~吹奏楽のための』なんか、難易度はガクっと下がりますね。こちらは、曲の解釈がとてもしやすい。スコアがなくても、ある程度整理はできます。



この曲は・・・スコアが欲しい。


演奏者はともかく、指揮者もものすごく大変だっただろうな・・・
「表現はどうでもいいから、ただ拍だけ教えろ」
という注文に答えるのも一苦労だったに違いありません。


・・・伝説です。
23:17  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.12 (Wed)

吉俣良 NHK大河ドラマ オリジナルサウンドトラック「篤姫」 (二枚とも)

コメントに返信しておきました!

篤姫の音楽、いいですよね。
メインテーマは、幕末の動乱の時期を、凛とした態度で力強く生き抜いた、しかし、その中にも女性らしい美しさを秘めている、そんな主人公の姿を髣髴させます。

ちなみに、篤姫、見ていないんですよ。音楽だけで語っています。ドラマのイメージを全く持たずにサントラだけを聴く、というのもまた一つの手かもしれません。音楽も、一つの壮大なストーリーを形成しているのです。

「驀地」(まっしぐら)という曲も好きです。メインテーマのゆったりとした壮大なイメージに比べれば、こちらは早めのテンポで、いかにも動乱の世界を「驀地」というような感じです。
そう、これも、どこか、まっすぐな姿勢、そして力強さの中に、何か女性らしい、「弱い一面」というものを秘めているような、そんな曲に思えるのです。

 幕末の頃は、勿論女性が台頭しているなどということはなく、男性中心の社会ですね。やはり、いくら力があれども、女性が社会で虐げられるということは十分あります。だから、女性は常に縁の下の力持ちであり続ける。
 それは、とても辛いことかもしれません。いくら男性より力があっても、男性の上に立つことはできないのです。主人公はいつも男性。そんな状況で、それも、混乱した社会の中で、女性として一貫した信念のもとまっすぐに生きていくことは、並大抵の人間ができる業ではありません。
 どんなに強い人間でも、こんな状況におかれて、全く心が折れないということがあるでしょうか?そりゃ、少なからず心の葛藤に立ち向かうことはあったはずです。謙虚な心を持ち続けることは、とても大変なことなのです。それこそ、勇気のいることなのです。

 そんな一面が、「驀地」には垣間見えている、と思うのです。
 そして、そんな強い心をもった「篤姫」が、弱い姿をふと見せる瞬間、それが「良し」ではないのでしょうか?
「すずしろの花」には篤姫の美しさ、「正鵠」には、篤姫の信念そのものが感じ取れます。「嫋嫋(じょうじょう)」も、その名の通り、美しい曲です。
そして、「花意書く(かいかく)」には、歴史そのもののエネルギーが感じられます。これは、「漢(おとこ
)」といったイメージ、それと同時に、陰で支える女性というものを感じます。

「こころ降る」は、何か儚く散っていくようなイメージでしょうか?
「於一咲む」や、「内幸(うちさいわい)」には、優しさ、幸せというものが感じられます。
「戦ぐ花(そよぐはな)」は、何か底辺の方で渦巻いているエネルギーを感じます。


・・・全部は書ききれませんが、これらは作曲家の吉俣 良(よしまた りょう)氏の作品ですよね。
吉俣さんは、鹿児島県出身の方で、大河ドラマのサントラ担当は、一つの夢だったようです。
しかし、彼はバンド出身の作曲家で、音大を出ていない。音大を出た他の作曲家たちに少なからずコンプレックスを抱いていたようですね。

そんな吉俣さんに、篤姫の出身地の鹿児島にちなんで、サントラの声がかかったようです。
篤姫のゆかりの地などを巡り、イメージを取り込んでから作曲にとりかかる(そのころ薔薇のない花屋も同時進行だったようです)。

そうして、このようなサントラが出来上がりました。

とても美しいサントラです。吉俣さんの作品には、どことなく「繊細さ」というものを感じます。
月9の「プライド」の曲(特に「Pride」)も好きですし(多少、踝蛍子名義でaikoが作曲した曲も入っていますが)。
「プライド」のサントラでの、「I WAS BORN TO LOVE YOU」(QUEEN)のインストゥルメンタルバージョンも好きです。

それにしても大河の曲、どの曲も凄い・・・


↓↓篤姫!↓↓
22:23  |  鑑賞-music  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.10 (Mon)

「調」から感じること

やはり、調性音楽における「調」は、とても大事なものですね。

なぜ、こんなことを考えたのでしょう?


実は、つい先日まで行われていた「第12回松山俳句甲子園」のウェルカムパーティーに、

篤姫 メインテーマ

が一度だけ使われたのですが、これが吹奏楽版でした。

〔以下、何の断りもなく書かれた音名を表すアルファベットはドイツ語で、()内は英語です。ただし、コード名は英語です。〕

もともとがオーケストラ曲であり、その調はイ長調、A dur(A major) です。

オーケストラは、当然ながら弦楽器中心の編成であり、シャープ系の調を得意とします。オーボエを基準に A の音でチューニングするくらいです。

そもそも、一般的な4弦だと、

バイオリンは高い方から 
E線、A線、D線、G線

ビオラ・チェロは高い方から
A線、D線、G線、C線

ですね。全て五度で調律してあります。



しかし、吹奏楽となると、これはシャープ系の調をあまり得意としません。
それは、使う楽器の大半がB管であるからです。
B dur(B major)は、フラットが二つの調ですね。

勿論、C管のトランペット、クラリネット、チューバ・・・などというものも存在しますが、吹奏楽ではあまり一般的には使われません。

シャープ系の調があまり得意でない、というのは、視覚的にトロンボーンを見れば分かりやすいでしょう。


トロンボーンのポジションは、ポジションが近い(管の長さが短い)方から順に、第1ポジションから第7ポジションまであります。
何でも言えることなのですが、やはり、管の長さが長ければ長いほど、音は不安定になりがちです。

シャープ系の曲になると、トロンボーンのポジションは基本的に遠い位置にあることが多くなるのです。
現在トロンボーンは大抵がロータリー付きですが、それでも、やはり第5、第6ポジション中心に動くようなことが多いのではないでしょうか?また、ロータリーを用いてF管にしていること自体、管を伸ばしているので、やはり、不安定になりがちなのは否めません。
まあ、これはご自分の目でお確かめください。


・・・ということで、もともとA durの曲、「篤姫 メインテーマ」は、音程を下げて、フラット系の調に移調されていたわけです。


印象がもうガラリと違いましたね。



僕の中では、A dur という調は、その中に「母親のような優しさ」といったようなものを感じ取れるわけです。
やはり、この調には、何か飾らぬ優しさを持ち、聴く者を包み込み安心させる。そんな力を感じるわけです。

しかし、フラット系の調では、このような「優しさ」を表現しきれない、と思います。


「長調」というくくりで話しましょう。主観ではありますが、大まかにみると、
フラット系・・・落ち着いた調、大人びた調、繊細な調、ミステリアスな調、ポーカーフェイスの調
シャープ系・・・活発な調、優しい調、表情豊かな調
などといったイメージを持っているように思えるわけです。


一度、僕が思うことを書いていこうと思います。


まず、フラット系の中でも、フラットが一つの、ヘ長調、F dur(F major)。
僕は、この調は他のフラット系にはない、輝いたものを持っていると思います。

F durという調は、繊細さの中に秘められた美しさ、というものがあり、そして、この調は、フラット系ではありながらも、表情豊かな、そういう動きをもった調であるように思えるわけです。「Con Moto」という指示に見事に応答できる、そんな調に思えます。



次に、変ロ長調、B dur(B major)。
やはり、「吹奏楽」というイメージが強いからでありましょうか、フラット系の調の中でも、何かエネルギッシュなものをかんじます。



そのあと、変イ長調、As dur(A major)から、どんどんフラットの数が増えていきますが、これ以降は、上で書いたとおりのような感じです。
感情的、と言うよりも、何か、おとなしい感じがするように思えます。
・・・バロック的な感じです。(←これこそ完全に主観)
宗教音楽でいうと、神にお祈りをするような曲ではなく、神の存在そのものを形容した曲、のような感じでしょうか?
うーん、難しいですね。



逆に、シャープ系では、まず、ト長調、G dur(G major)からですが、

そして、ニ長調、D dur(D major)も、より明るさを持ち、また、だんだんと表情が豊かになっていきます。

一番「無垢の優しさ」「母親の優しさ」といったようなものが感じられるのは、イ長調、A dur(A major)でしょうか。

そして、どんどんとシャープが増していくにつれて、表情はどんどん深くなっていき、フラット系の深さの広がりとはまた違った広がりを見せていくように思えるわけです。


これこそ、宗教音楽でいうと、「神の御加護を・・・」といったような曲に合っているようなイメージです。



・・・と書き連ねていきましたが、分かりにくいですよね。
要は、聴いた時の直感が肝心なんです。
聴いた時に、どんな時に感じるか。

下に移調されると、僕が思うに、曲自体の持つテンションを落とすようなイメージです。
曲を落ち着かせるためには効果的ですが、強い感情が込められた曲でこれをしてしまうと、作曲者の意図が失われてしまうような気がします。


ああ、奥が深い。

ちなみに、俳句甲子園では準優勝してしまいました。
もう、先輩のお陰です。
本当に、ありがとうございました。


来年は、自分の番なんですね・・・頑張らねば。

こちら〔http://www.haikukoushien.com/history/12th/index.html〕もどうぞ。今回の俳句甲子園の結果です。


それでは。
23:53  |  鑑賞-music  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.04 (Tue)

全日本吹奏楽コンクール課題曲―マーチ

一昨年度までの課題曲は、マーチの年とそれ以外の年が交互にありましたが、昨年度の課題曲からは、その制限がなくなってしまいました。

残念ですね。

こうなると、やはり、面白いマーチが少なくなってしまうのでは、と思います。

力のある作曲家は、やはりマーチより、そうでない曲を作りたがりますよね。勿論、「マーチと言えばこの人!」という人もいますが、交互に募集していたときは、普段はマーチを作らないような人もマーチを作らざるを得ないわけですから、結構斬新なマーチなども多かったわけです。

しかし、今では前衛的なマーチがあまり期待できない状況にあるわけです。

・・・本当に残念ですね。



まだまだ聴いていない課題曲も多くあるのですが、今のところ、僕の中でのマーチ第一位は、

1993年度全日本吹奏楽コンクール課題曲III
スター・パズル・マーチ/小長谷宗一

ですね。
「星に願いを」を見つけた時などは、感動ものですよ。
聴きながらにして楽しめる曲です。

課題曲は長い間練習するわけですが、その練習を飽きさせないような作りですね。演奏するたびに、新たな発見がある。
勿論、会場での聴衆も同じです。課題曲という特性上、多くの団体が演奏した(であろう)曲です。
しかし、何度聞いても飽きさせない。
「曲探し」ができるわけです。

何の曲が使われているのだろう?

探しながら聴くのは、とても楽しい。



聴いてください。


ちなみに、この動画は、「スター・パズル・マーチ」に続けて、

1974年度全日本吹奏楽コンクール課題曲B
高度な技術への指標/河辺公一

が演奏されます。

初めてコンクール課題曲にドラムセットが使われた曲です。

マーチではありませんが、課題曲として、とても前衛的な曲です。

今でも斬新な曲です。

こちらもお聴きください。

それでは。
20:50  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.03 (Mon)

2009年度 コンクール課題曲

こんにちは。リニューアルさせてもらいました!!


今年のコンクール課題曲、あまりじっくりと聴いていませんが、勝手にランキングをつけさせてもらうと、

1位
I. 16世紀のシャンソンによる変奏曲

2位
V. 躍動する魂 ~吹奏楽のための

3位
II. コミカル★パレード

4位
III. ネストリアン・モニュメント

5位
IV. マーチ「青空と太陽」

ですね。


別にマーチが嫌いな訳ではありません。


昨年の「ブライアンの休日」や、一昨年の「憧れの街」「ナジム・アラビー」などはかなり上位に自分の中では位置していますから。(マーチでの一位は「スター・パズル・マーチ」)



中学の部を聞いていましたが、
コンクールでは、今年は課題曲IVが人気のようでしたが、この曲は曲としてやや難ありかと思いました。


課題曲IVは、曲を通じて、最初のファンファーレが何回か演奏されますが、曲の終わり近くに、2度つづけて最初のファンファーレの音型が繰り返されるところがあります。

その一回目の最後の和音が、他と違い、メジャーコードになっていました。
トロンボーンのパートであるはずですが、僕が聞いていた時は、自然に演奏できていた学校がなかったのでは、と思います。

でも、このコード、少し唐突な気がして、自然に響かすのは困難なのでは?と思ってしまったわけです。

トロンボーンが普通に吹けば浮いてしまうし、だからと言って弱く吹けば、メジャーコードに変えた作曲者の意図がオーディエンスに伝わってこない。

難しいな、と思いました。

トリオに入る直前も、少し唐突な気がしますが。
(他にも気になるところはありました)

課題曲 I は、とても勉強になる曲だと思います。
そして、トルコ風マーチの第5変奏(Var.V)がカッコいいですね。
第1変奏(Var.I)のような、対位法で構成されたものも好きですが。

小編成独特の響きですね。

課題曲V は、吹奏楽のエネルギーが存分に引き出されていて、まさに「躍動する魂」ですね。
楽譜の視覚的効果も大きいと思います。

増4度和音の響きも使いようですね。(増4度、短3度、短2度~♪)

案外曲としては単純な構成だと思います。(たまに期待を裏切る長2度が出てきますが)
旋律(とでも言っておこう)や楽器の変遷も聞いていて理解しやすいですし。

表現の幅が広がりそうな曲でした。




今日はここまでです。それでは。
18:39  |  課題曲-music  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.01 (Sat)

90
45
136
68
34
17
52
26
13
40
20
10
5
16
8
4
2
1
21:02  |  その他の数学-math  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。